日別: 2016年12月6日

猫の尿路結石について

普段から水分の摂取が不足がちの食生活を基本とする猫の尿は、自ずと元来体外に排出すべき不純物の濃度が濃く、膀胱内や尿道への悪しき負担が大きくなる傾向が否めません。この状況が中長期的に続く結果、尿路結石発症へと器官内の状態が悪化するケースが数多く見られる事を、飼い主である皆さんは正しく理解しておいてください。

次に私達の責任として、無意識の内に消化に悪い食事を与えてしまっているケースも見逃せず、特に穀物の含有量が多い市販商品やお手製のキャットフードが、不十分な消化状態を招く可能性にも着目から注意が必要です。更には運動不足や変色から肥満傾向が顕著な猫にも、その悪影響として尿路結石の発症傾向が見られます。

先に述べた体内の水分不足を始め、こうした食生活や肥満体質の猫は、便に限られた水分を取られてしまうため、結果体外に排泄すべき不純物の濃度が濃い尿となり、結石が出来る確率を高めてしまいます。ちなみに結石に繋がる成分として、尿内のミネラルやマグネシウムの存在があり、これらの増加が密接に関連している事を踏まえ、バランスを考慮した食生活を整えてあげる配慮が、私達飼い主側に求められます。十分な水分補給と合わせ、常に注意を払ってあげましょう。